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FAEVIA · COLUMN

Wi-Fiルーターの置き場所から見直す通信環境

仕事場を整えるとき、ルーターはケーブルと一緒に目立たない場所へ収めたくなるものです。ただ、収納のしやすさだけで置き場所を決めると、電波の通り道を家具や家電でふさいでしまうことがあります。 Wi-Fiが不安定になったら、いったんルーターの周りを見てみてください。機器を追加する前に、配置の変更で改善できる余地があるかもしれません。

作成:株式会社P&Me/FAEVIA · 公開:

家の中心だけでなく、仕事をする場所までの経路も見る

ルーターは、床に直接置くよりも、高さがあり、周囲が開けた場所が設置の候補になります。Googleの案内でも、住居の中心に近く、見通しのよい高い場所への設置を勧めています。ただし、適した位置は建物の構造や、日常的にWi-Fiを使う場所によって変わります。

自宅の一室を仕事場にしているなら、家全体の中央に置けるかだけでなく、机までに何枚の壁や扉があるかも見ておきたいところです。間取り図がなければ、紙に部屋の配置を簡単に描き、「ルーター」「仕事用の机」「よく会議をする場所」に印を付けるだけでも構いません。

候補を考える際は、電源と接続ケーブルが届く範囲も一緒に確認します。 見通しがよくても、ケーブルが通路を横切る場所は日常の使い勝手に合いません。配線を無理なく収められ、通信状態を確かめやすい位置から探すと、無理なく使い続けられる配置を見つけやすくなります。

棚の材質や家電が電波に影響する

金属製の棚や鏡の近く、テレビの背面、周囲を囲まれた収納の中は、電波が遮られたり反射したりする原因になります。水槽など、水を挟む位置も、設置場所としては避けたいところです。アイ・オー・データは、布やカバーで覆うと熱がこもりやすくなる点も挙げています。

また、2.4GHzを使っている場合は、電子レンジやBluetooth機器など、同じ周波数帯を使う機器の影響を受けることがあります。 キッチンの近くで特定の時間だけ接続が不安定になるなら、家電が動いている時間と重なるかを観察してみると、原因を探す手がかりになります。

家具や家電が一つあるだけで、必ず通信が悪くなるわけではありません。重要なのは、現在の置き場所から条件を変えたときに、普段の作業がどう変わるかです。

まずは置き場所だけを変えて比べる

比較するときは、ルーターの設定や接続先を同時に変えず、最初に位置だけを動かします。同じパソコンを同じ机で使い、ファイルの送信や会議の音声を確認すれば、配置変更との関係を見つけやすくなります。

「テレビの裏から棚の上へ移動したら、作業室での接続が安定した」という結果なら、その場所を基準に配線を整えられます。反対に、ルーターの近くでも同じように遅い場合は、置き場所の変更だけでは改善しない可能性があるため、回線や端末など、別の条件の確認へ進みます。

設置位置が決まったら、ルーターの型番と配線が分かる写真を一枚残しておくと、模様替えや問い合わせの際にも使えます。配置と接続状態を一緒に記録しておけば、次に仕事場を整えるときの基準にもなります。

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