FAEVIA · COLUMN
複数人でホームページ原稿を確認する手順
社内で原稿を回覧したら、古い版に修正が入ったり、料金について違う意見が届いたりする。複数人での確認には、文章の読みやすさとは別の難しさがあります。確認する原稿と、各項目の内容を決める人が分かっていれば、制作担当者もどの修正を反映すればよいか判断できます。
作成:株式会社P&Me/FAEVIA · 公開:
事実確認と公開判断の担当を決める
価格は料金の責任者、仕事の手順は現場担当者、住所や代表者名は管理担当者など、その情報を知っている人に見てもらいます。役職が上の人一人に、すべての事実を調べてもらう必要はありません。
担当表には、たとえば「料金ページ:事業責任者の佐藤」「サービス手順:現場担当の田中」と書けます。各担当者の確認を終えた後、最終原稿を読んで公開を判断する担当者も決めます。人数に応じて兼任する場合も、誰が何を確認し、誰が公開を決めるのかを明らかにしておきます。
原稿と修正意見を一か所に集める
メール添付とチャットで別々の原稿が回ると、どちらが新しいのか分からなくなります。共有文書を一つ指定するか、ファイル名に日付を入れ、確認する原稿をそろえます。締切と返事の方法を添えた依頼文の例が、次の文章です。
「9月24日版の原稿を、金曜日までに読んでください。修正はこの文書へコメントし、修正がなければ『修正なし』と記入してください。意見は山田がまとめて制作担当へ渡します。」
返事がない場合は「返事待ち」と残します。何も言われなかったことを、確認が済んだ証拠にはできません。
修正箇所・理由・希望の文を伝える
「もっと親しみやすくしてほしい」だけでは、どの表現が気になるのか伝わりにくいものです。修正する場所と理由、希望する文を一緒に示すと、制作担当者が意図を読み取れます。たとえば「サービス説明の『即日対応』は約束できないので、『対応日はご相談のうえ決定します』へ変更したい」という伝え方です。
誤字などを直す校正と、価格や対応範囲の事実確認は、分けて扱うと進めやすくなります。「価格が違う」という訂正は先に反映し、「見出しを柔らかくしたい」という希望は、読者や伝えたい内容に合うかを相談できます。
公開後の更新窓口も決める
最終原稿には、公開を決める人から「この内容で公開してよい」と明確な返事をもらいます。制作担当者は、その了承に基づいて公開作業を進めます。
公開後に料金や営業時間が変わったときも、誰が更新を依頼するか分かる記録が役立ちます。「料金変更は事業責任者が決め、制作窓口の山田が更新を依頼する」といった形です。誤字だけなら誰が直してよいかも決めておけば、小さな修正のたびに全員へ尋ねずに済みます。
公開を決める前に
- 原稿の項目ごとに、事実を答えられる人の名前を書く。
- 全員が読む原稿と、修正意見を集める場所を一つにする。
- 公開を決める人と、制作担当者へ修正を渡す人を決める。
