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FAEVIA · COLUMN

仕事のメモから作るサービス紹介文

「丁寧なサービスを提供します」と書いても、何を頼めるのかが抜けたままになることがあります。紹介文を作るときは、仕事のよさを表す言葉を探す前に、どんな依頼を引き受けるのかを具体的にします。架空の庭の手入れ店のメモを使い、見出しと一段落ができるまでを順に見ていきます。

作成:株式会社P&Me/FAEVIA · 公開:

仕事内容をメモにする

この例の店は、A市内の個人宅で草刈りと低木の剪定を行い、現地を見てから料金を決めます。高い木の伐採や庭全体の設計は受けていません。以下は文章の作り方を説明するための架空の設定で、実在する店やFAEVIAのサービスではありません。

自分の仕事についても、まず「依頼を受けたら何をするか」を箇条書きにします。まだ決まっていない料金や対応地域は、空欄にせず「未定」と残します。文章をきれいにするために、営業条件まで埋めてしまわないためです。

紹介文を作る前の事実メモ
確かめることこの店の回答
依頼を受ける相手と地域A市内の個人宅。
引き受ける作業庭の草刈り、低木の剪定。
依頼を受ける前に確認すること庭の広さ、木の状態、残したい草花、作業車を置ける場所。
金額が決まる時点現地で作業内容を決め、見積もりを出した後。
最初の連絡方法写真を添付できる問い合わせフォーム。
対応範囲から外れる作業高木の伐採、庭全体の設計。

見出しに頼める仕事を書く

メモから「草刈り」と「低木の剪定」を取り出し、見出しに置きます。「お庭のことなら何でも」では、受けていない高木の伐採まで頼めるように読めます。引き受ける仕事の名前が入っているかを見てください。

庭の手入れサービスの見出し例

A市のご自宅へ。庭の草刈りと低木の剪定を承ります。

「低木」という言葉がお客様に通じにくい場合は、受付範囲を説明する写真や補足を続けます。「高さ何mまで」と数字を載せるなら、実際の対応基準を確認してから入れます。分かりやすく見せるためだけに数字を決めることはできません。

自分の場合は、見出しに「誰のための」「何の仕事」を入れてみます。対象が広すぎるときは、今いちばん受けたい依頼を選び、ほかの仕事はサービス一覧で説明できます。

仕事内容から相談方法へつなぐ

見出しに続く本文には、作業内容、料金の決まり方、最初の連絡方法を順に書きます。最初の一段落に、使う道具や細かな作業工程まで詰め込む必要はありません。

事実メモから作った紹介文

A市内の個人宅へ伺い、庭の草刈りと低木の剪定を行っています。残したい草花や気になる場所を一緒に確認し、作業内容を決めて料金をお見積もりします。庭の写真とご希望を、お問い合わせフォームからお送りください。

一文目では、依頼できる地域と作業を伝えています。二文目に見積もり前の確認事項、三文目に相談時に送ってほしいものを続けることで、仕事内容から相談方法までを案内できます。

写真だけで金額が決まる店なら二文目は変わります。相談を電話だけで受けるなら三文目も変わります。文章の順番は使えても、店の条件をそのまま借りることはできません。

仕事ぶりを具体的に伝える

よさを伝えるために「丁寧に対応します」を足したくなったら、普段どこに手間をかけているかを思い出します。この店なら、作業前に残す草花をお客様と確認することが、その説明になります。

抽象的な表現を見直す例
最初の表現確認する事実事実が確かなら使える文章
柔軟に対応します。何を変更できるのか。草刈りする範囲は、現地でご相談いただけます。
明朗会計です。いつ金額を示し、どう了承を得るのか。作業内容と料金をご確認いただいてから、作業を始めます。
丁寧に作業します。作業前後に何を確認しているか。残したい草花を伺い、作業する場所を一緒に確かめます。

この三つをすべて紹介文へ加えると長くなります。店の仕事ぶりをよく表す一つを選び、残りは「依頼の流れ」など、関係する場所へ移します。

細かな条件を載せる場所

短くする際も、依頼を断る条件を消してしまうと受付内容が変わります。この例では、紹介文に続くサービス詳細へ「高木の伐採・庭全体の設計は現在受け付けていません」と載せます。問い合わせを送った後で初めて分かる配置は避けたいところです。

現地確認に費用がかかる店なら、申し込む前に金額と条件を確認できる場所へ掲載します。処分費や出張費が別途かかる場合も、料金案内にまとめます。紹介文を短くしても、依頼の判断に必要な条件は、分かりやすい場所に残します。

事実と紹介文を照らし合わせる

完成した文を、最初のメモと一文ずつ比べます。A市内だけの対応が「近隣地域にも対応」に広がっていないか、見積もりの前に金額が確定するような書き方になっていないかを確かめます。

最後に、仕事内容を知らない人のつもりで読み、「自分の依頼が対象か」「何を頼めるか」「どう相談するか」の三つを文中から拾います。答えのない項目だけを補えば、一段落をむやみに長くせずに仕上げられます。

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